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- 雨漏りが起きたら・・・
雨漏りの解消はプロでないと困難ですが、ご自身でできる処置もあります。応急処置のほか、メモや資料の準備などをしていただくことで、雨漏りの早期解消につながりますのでぜひ参考にしてみてください。
雨漏りの被害が広がらないようにすることが大切! 屋根や屋根裏をビニールシートで覆い、その箇所と周辺を防水テープでふさいでおきましょう。
天井などから垂れてくる水は、バケツや洗面器などで受けましょう。そして、水が一杯になるまでの時間を計っておいてください。水の量とそれが溜まるまでの時間から、「多く雨の掛かる部分からの直接的な漏水」あるいは「毛細管現象を含めた間接的部位からの漏水」かのどちらであるかを、ある程度判断できます。
漏水した場合は、どの箇所が雨漏りしたのかを写真撮影などで記録しておいてください。日にちが経ってしまうと漏水跡が確認できなくなり、漏水の原因が特定しづらくなります。
雨の降り方、風の方向などを観察して、雨漏りの発生状況を逐次メモにとってください。雨が降っても毎回雨漏りをしない場合などでも、原因の特定がしやすくなります。
お引き渡し時に建築業者から配布される設計図書には、構造材の配置・仕様などが記載されています。こちらを参考にさせていただくことで、どのような経路で漏水しているか推測しやすくなります。